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2015/01/15

Dram Equivalent って何ですか?

Tweet ThisSend to Facebook | by s_raptor
輸入散弾実包のパッケージ、じっくりとごらんになったことはありますか??

実包の箱


左から
GAUGE=ゲージ、 番径。これは12番。
INCHES=インチ 薬莢の長さ。2と3/4インチ。
VELOCITY=ベロシティ、速度。1200フィート(366メートル)毎秒。
DRAM=??? これなんだ??
OZ=オンス 弾の重量。1と1/8オンスなので、32グラム。
STEEL SHOT=スチールショット、軟鉄弾。数字は号数。これは7号です。

 と、いうわけで、日本の実包とだいたい同じ仕様表記なのですが、DRAMとは何でしょうか。
 米国の単位でドラムといったら、1/8オンスのことで、約3.7グラム。この箱の表記の3ドラムは、約11グラムです。

 実はこれ、無煙火薬が登場した時から使われている単位で、Dram  Equivalent(ドラムに等しい)とも表記されまして。
黒色火薬よりも強力な無煙火薬を装填した実包の威力を表現するために「黒色火薬でいうと〇ドラムに相当する」という表示なのです。
 しかし、我々、現代の日本人には、黒色火薬の威力など、かえって分かりにくく。より直接的な表現である弾速(VELOCITY)が表記されている以上、気にしなくていい数字といえます。
 アメリカ人にとっても、そんなにわかりやすい単位ではないと思うのですが、輸入装弾にはしばしば表記されているところを見ると、黒色火薬時代の雰囲気を残した、味のある表現なのかもしれません。
17:34 | 投票する | 投票数(3) | コメント(0) | トラックバック(0)