狩猟中、福井県北部の田園地帯を飛ぶ鳥の群を発見…
ここに写っているので、全体の半分ぐらい。と言うことは、300羽くらいの大群です。
カモみたいな形ですが、開翼長も人間が両腕を広げたくらいある大迫力。
実はこれ、マガンです。瀬戸内だと全く見かけないですが、日本海側には結構渡来するんです。
落穂を食べるために、水田に着陸したので、50メートル程度まで近寄ってみました。
あいにく携帯電話のカメラしかないので、エアライフルのスコープをテレコン代わりにして、なんとかお顔を撮影。
念のため、撃とうとしているんじゃありませんからね! こういう誤解を招きかねない撮影法は好ましくないので、マネなさらないでください。 本当は保護鳥がいる近くで銃を出すことすら避けた方が、トラブル防止のためには望ましいのです…。
マガンは一時、乱獲によって激減し、日本への渡り数が数千羽まで落ち込みましたが、現在は数万羽単位まで回復しているそうです。
こんな大きな鳥、また再び狩猟の対象にすることができれば嬉しいことです。ハンターも環境保護、鳥獣資源管理には積極的に取り組みたいところです。