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2013/07/05

スラッグガンいろいろあります。

Tweet ThisSend to Facebook | by s_raptor
最近はシカ、イノシシ猟をしたいといって銃をお求めになる方が多いので、大物猟に使いやすいスラッグガンの引き合いが強いです。

MSS-20


自動銃やポンプアクションでも、スラッグ銃身つきの銃はよく売れますし、ミロクのMSS-20やA-Boltなどのボルトアクションスラッグは、ウェブサイトに掲載する間がないくらいに人気です。
 MSS-20は平滑銃身ボルトアクション散弾銃としては唯一の銃で、スラッグ射撃会の上位はだいたいこの銃で占められています。固定チョークの初期型のほうが人気がありますが、かなり頻繁に改良されている銃で、引き金のフィーリングや排莢の具合等、時期によって差があり、単純に初期型、後期型と二分することもできません。また、べディングなどのチューンナップを施されることが多い銃でもあります。そのため、中古銃なのであれば店の人や前のオーナーから使い心地をよく教えてもらってから、購入を決めた方がいいと思います。

 そのあたりの手間がわずらわしいのであれば、新銃を購入するのがよろしいと思います。なんだかんだいって、あたらしい方がいろいろ改良されていて、満足度は高いようです。

 また、ハーフライフリング銃身のボルトアクションとしては、ブローニングA-Boltスラッグガンが、新銃で手に入ります。口径は12番。一時、生産を中断しており、評判の良い銃であったこともあって、中古銃の値段が高騰していました。生産はミロクで、MSS-20とは兄弟のようなものです。価格はお問い合わせ願います。

  さて、ライフル然とした外観のボルトアクション、格好は良いのですが、選択肢が少なく、価格も割高なのでなかなか手が出ない! という方。自動銃などのバラ弾用の銃身(リブ銃身)に、ライフルタイプのサイトを着け、場合によっては銃身のチョーク部を切断することで、スラッグガンに改造するという選択肢もあります。

firesight

  写真はウィリアムスのファイヤーサイト。リブにネジ止め可能なタイプもあります。五目猟の銃として一般的な、26インチにモデくらいの絞りの銃身であれば、ライフルタイプのサイトを着けただけでも、かなりスラッグ射撃で当たるようになります。(ちなみに、私が今まで見たことのあるスラッグ弾は、ブリネッキでもフォスターでも、フルチョークで撃っても大丈夫でした。輸入の弾であれば、箱に説明書きがしてあります。ただし、サボットスラッグはチョークつきの銃身で撃ってはいけません。
 命中精度をさらに高めたい、あるいは、取り回しを良くしたいのであれば、チョーク部の切断、銃身長の切り詰めも、銃刀法の範囲で可能です。(ちなみに、登録済みの銃を改造するのであれば、警察への変更届が必要です。)

 射撃場で、ビーズサイトでスラッグ射撃をして、当たらないなぁ、と首をかしげている人を見ると、ファイヤーサイトを着ければいいのに、と思います。ファイヤーサイトを着けた状態でも、クレー射撃、鳥撃ちもそこそこできますので、かなり汎用性の高い散弾銃になりますよ。






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