トップへ戻る
↑ トップページ                                  お問い合わせフォーム
 
【猟友会姫路支部】
 猟友会
 県内最大の支部です
 
当店はミロク、ブローニング銃の特約店舗です
 
読み物
お知らせ >> 記事詳細

2012/05/29

旭精機のライフル実包入荷!!

Tweet ThisSend to Facebook | by miyako

非鉛弾の実包でも数々種類が出ておりますが、純の国産でおそらく全て国内で製造しているのはこの弾だけでないでしょうか?
あの防衛庁用にライフル装弾を造っている、『旭精機工業』が北海道のエゾ鹿猟用に、開発したタングステンポリマー弾頭の30-06の実包です。

一昔前は、狩猟用散弾実包など『AOA』ブランドでなじみがございましたが、狩猟人口の減少などで姿を消しておりましたが、防衛庁用に装弾製造を続けていたようです。



弾頭が、タングステンポリマーでホロポイントのようになっております。

通常の弾頭は、比重の重い鉛を中心に使い、発射の圧力で変形しないように銅などの被覆をしています。
ところが、この鉛が猟場に放置されると(実際、発射した弾頭の回収なんてほぼ不可能です)、環境に悪い…というので、
鉛を使わない弾頭が必要になっています。それが、純銅弾(バーンズ ソリッド等)と、タングステンポリマー弾です。

タングステンポリマーは、鉛より比重の高いタングステン合金を粉末状にしたうえで、合成樹脂で形成することで、鉛に近い比重と延性を実現しており、鉛弾同様の感覚で使用しやすい材料です。

雷管部も防水のシール加工で、弾頭部もシール加工してあります。

タングステンポリマーの欠点は、高価であることです。
発売当時の販売価格は1発550円の高級装弾ですが、メーカー在庫処分にて210円で販売させていただきます。
10発単位になっておりますので、射撃用としても面白いと思います。今はまだ本州では狩猟による鉛害は表面化していませんが、いつ公害として問題化するか分かりません。今のうちから非鉛弾になじんでおいて、損は無いと思いますよ。
17:19 | 投票する | 投票数(7) | コメント(0) | トラックバック(10) | 装弾関連