猟期も終わっちゃいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか? この時期は世間様はもちろんそうですが、我々も銃関係の書類提出や銃検査の準備、猟期中酷使した銃の手入れに射撃会と、何かと忙しい行事が目白押しです。 さて、今日は我々がこの猟期にフィールドテストをして信頼性を確認した便利グッズを紹介します。 
ハワードライト・インパクトスポーツ。
流行の電磁式イヤマフです。銃の発射音などの爆音はカットしますが、通常の会話や物音などは、内臓マイクで集音し、そのまま(またはダイヤル調整で拡大して)再生します。
普通は射撃場で使うものです。会話がスムーズですし、耳栓をした上で再生音量を大きくすれば、会話はそのまま、発射音の遮断は通常のイヤマフ以上、という使い方も可能。特にマグナムライフルをお使いの方や、耳が敏感な方にオススメです。
また、内臓マイク&スピーカーの精度はなかなかのもの。自然な聞こえ具合で、猟場でも使用可能です。カモ撃ちで1日に数十発も射撃をすると、裸耳だと耳鳴りが残ることがありますが、これを使えば聴力保護は万全です。
さらに、この製品の良いところは、外部入力がついていて、無線機と接続することで、イヤマフをしたまま無線通話が可能となることです。もちろん、無線の音と、直接の周囲の音は同時に聞こえます。
射撃場のスタッフさんや、ライフル射撃で観測手にスポッティングしてもらいながら射撃する場合に便利だと思いますし、大物猟、グループ猟のときにも便利です。特に、大物猟でよく見かける、片方の耳にだけイヤホンをしたスタイルは、意外と聞こえが悪く、感覚が狂いがちですが、この製品は両耳で聞こえるのでかえって違和感がありません。
単4電池2本使用で、カタログ上は350時間稼動。私の使ったところ、猟期中ほぼ毎週末使用して、最後のほうはちょっと電圧が下がったな、という感じでした。
また、特に防水の保証はされていませんが、通常使用の汗や、ちょっと強めの雨の水濡れでも、今のところ故障はしていません。価格は14,800円。猟、射撃を通じて使える製品で、3万円以上の価格帯のモノと見劣りしない性能です。