続きまして、スコープ本体を、銃に対して垂直にマウントします。

この小さい水準器、なかなか便利です。この状態で、壁に黒い糸をぶら下げて、完全に鉛直になっているかどうか確認します。

原始的だけどコレが一番。
この状態で、リングをいったん固定。最初の写真のボアサイターで仮にレチクルを調整して、スコープのセンターにズレがある場合は、リングにフィルムを挟んで、角度を調整します。

こうすることで、レチクルの調整幅が大きく確保でき、扱いやすくなるのです。
どうですか、簡単にやっているようでも、けっこう手間のかかる作業でしょう。ちょっと器用な方なら、ご自分でも出来ると思いますが、かっちり作業することで、使用しているうちにスコープが徐々にずれてくるような不具合を最小限にすることができます。銃本体はもちろん、スコープお買い上げのお客様にも、取り付けサービスしておりますので、お気軽にご相談ください。