今年の春先から、何人か若いお客さんが、狩猟に興味があるとこのことで、自動銃を買っていかれました。今時期までに所持許可が出ていれば、猟期までに射撃の練習も出来ますし、自信を持って猟場に出られると思います。
ところで、いきなり商売っ気を出してしまうのですが、自動銃を買われたお客さんは、かなりの割合で、近いうちに上下二連もお買い上げになられます。自動銃でもスキート射撃は楽しめますが、最近の流行はやはりトラップ射撃。トラップ射撃にはトラップガンが、上達も早いし、一丁欲しいところです。また、スキート射撃でも、操作性の良さや、ブレイクオープンして空薬莢を手で受ける仕草にあこがれて、上下二連を欲しがる方が多いですね。
と、いうことで、若い方でも手の届く、20万円以下のトラップガン特集です。ミロクは以前に何度も紹介しているので、ミロク以外をご紹介します。
ブローニング A-1
一世を風靡したブローニングです。使い込まれた銃が多いですが、故障は少ないし、味のある経年変化も楽しめます。ブローニングのA,B,C,Dシリーズは、最近はあまり人気の無いブランドですが、むしろ、昔、流行り過ぎたという方が正解でしょう。今でも魅力的な銃だと思います。トラップガン、スキートガンともに在庫あります。
ランバ サイドプレート
ちょっとマイナーなメーカーですが、高級感のある銃です。機関部のシルバープレートと引き金の金色との切り返しなど、遊び心もありますし、サイドプレート構造もメンテナンスがしやすく、実用性があります。たまに射撃場で射友と遊ぶような使い方なら、見た目も面白いし、気に入っていただけると思います。
SKB 5000B
SKBはすでに倒産したメーカーですが、モノ造りは悪くなく、倒産の原因は純粋にアメリカでの銃の需要の乱高下に耐え切れなかった、という政治的な理由です。
5000Bはサイドプレートモデル。これも日本製らしく、仕上げが良い銃なんですよねー。機関部のメカメカしい感じも、好きな方にはたまらないと思います。写真の銃は18万9千円でお出ししていますが、価格以上の高級感があり、射撃場でも存在感があります。
こういう感じで、さりげなく「良い銃」をお使いになるのも、なかなか格好良い射撃スタイルだと思うんですが、いかがでしょうか。